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PCリサイクルマークとは?  (パソコンリサイクルマーク)

  1. どんなもの?
  2. パソコンのどこにある?
  3. 大きさ
  4. 発行元
  5. 役割
  6. 目的
  7. 対象・対象外
  8. いつから
  9. PCリサイクルマークが無い場合
  10. パソコンのデータ消去
  11. リサイクルの手順
  12. パソコンリサイクル.comの見解
  13. 各メーカー窓口

1. どんなもの?

パソコン本体にシールで貼り付けられている。PCリサイクルマークは黒一色だが、カラーで書かれているものもある。

「PC」の下にリサイクル(循環)のイメージのその下に「リサイクル」の文字で構成されている。

2. パソコンのどこにある?

パソコンの型番やモデル名の近くにある。

3. 大きさ

大きさは、パソコンによって様々だが、たて・よこが約3mmから15mmで印字されている。

4. 発行元

一般社団法人パソコン3R推進協会が登録商標権を有している。

5. 役割

廃棄する際に料金を支払わずに廃棄できる。家庭向けに販売されたパソコンやディスプレイの回収とリサイクルをメーカーに義務付けている。

6. 目的

PCリサイクルマークが付与されるまでは、メーカー・自治体や民間企業など異なる料金体系・窓口での廃棄処分となっていたが付与以降は、各メーカーが事前に販売価格にリサイクル料金を徴収し一元的に管理するのが目的。

7. 対象・対象外

7.1. 対象

種類リサイクル対象"
デスクトップパソコン
ノートブックパソコン
CRTディスプレイ一体型パソコン
CRTディスプレイ
液晶ディスプレイ

7.2. 対象外

種類リサイクル対象外"
プリンタ
スキャナー
ワープロ
PDA
ワークステーション
サーバー
ゲーム機
マニュアル
リカバリメディア

8. いつから

2003年10月以降に販売された家庭向けパソコンに付与。

9. PCリサイクルマークが無い場合

[2003年9月以前のパソコン]は、回収に費用が掛かかる。有料でリサイクルできる。1台につき約3,000円~4,000円かかる。

パソコンリサイクル料金

10. パソコンのデータ消去

PCを処分する際のデータ消去は、メーカーでは行わない。

21JEITA-CP第42号「パソコンの廃棄・譲渡時におけるハードディスク上のデータ消去に関する留意事項」

11. リサイクルの手順

  1. 対象機器の確認
  2. PCリサイクルマークの有無を確認
  3. 対象機器のメーカーに申し込む
  4. 郵送の手続き
  5. 発送

12. パソコンリサイクル.comの見解

2017年現在、使用されているパソコンのほとんどはPCリサイクルマークが付与されている。よって、PCリサイクルマークによるメーカーの回収が今後メインとなる。

PCリサイクルマークによるメーカーの回収は、2つの問題点がある。

  1. 時間がかかる
  2. メーカーごとに手続きが必要

12.1. 時間がかかる

1つ目の問題としては、手続きに時間がかかる。

例えば、1社(SONY製)のパソコンのみを処分する場合は手続きは、上記のリサイクル手順を1~5までで完了する。しかし、メーカーへの申し込み・手続きに時間がかかり捨てようとして約1か月の時間がかかってしまう。

12.2. メーカーごとに手続きが必要

パソコンを処分する場合、複数のメーカーのPCやディスプレイを同時に処分ケースが少なくない。FUJITSU製とSONY製、NEC製のパソコンを処分する場合は1~5までの手順を各々3回必要となり、1つ目の問題として指摘していた手間が3倍になる。2つ目の問題点としては、複数メーカーのパソコンを処分する場合にメーカーの種類×各手続きとなり、手間がさらに増す。

また、どちらもデータ消去に関しては、自己責任となっており個人情報漏洩の観点からすると不安が残る。

12.3. まとめ

パソコンのリサイクルといっても家庭内では、家の整理時に行う作業なので手間が無く、簡単に、安全に処分したいのがニーズとしてある。無料という点では、PCリサイクルマークで解決されているが手間・簡単さ・安全に関しては、解決できていない。手間・簡単さは、先ほどの説明どおりで安全に関しては、データ消去はメーカー側で一切行わないという規定がある。個人情報に関しては、個人でデータ消去する必要があるため、この点でも処分に2の足を踏んでしまう要因となる。

これらを解決するサービスをパソコンリサイクル.comでは行っている。よろしければ下記サービスをご検討いただければと考える。

13. 各メーカー窓口

対象機器メーカーは、下記リンクを参照。

A
Acer(日本エイサー)      ADTEC(アドテック)      Apple(アップル)
ASUS(エイスース/アスース)
B
BENQ(ベンキュージャパン)      BUFFALO(バッファロー)
C
CASIO(カシオ計算機)      COMPAQ(日本ヒューレット・パッカード)
D
DEC(日本ヒューレット・パッカード)      DELL(デル)
DOSPARA(サードウエーブデジノス)
E
EIZO(ナナオ)      eMachines(イーマシンズ)      EPSON(セイコーエプソン)
F
FRONTIER(KOUZIRO)      FUJITSU(富士通)
G
Gateway(ゲートウェイ)      GREENHOUSE(グリーンハウス)
H
HITACHI(日立製作所)      HP(日本ヒューレット・パッカード)
I
IBM(レノボ・ジャパン)      iiyama(イイヤマ)      IODATA(アイ・オー・データ機器)
J
JOSHIN(上新電機)
K
KOHJINSHA(インベンテック開発)     
L
Lenovo(レノボ・ジャパン)      LG(LG Electronics Japan)
Logitec(ロジテックINAソリューションズ )
M
MITSUBISHI(三菱電機)      MOUSE COMPUTER(マウスコンピューター)
N
NEC(NECパーソナルコンピュータ)
O
OKI(沖電気工業)      ONKYO(オンキヨー)
P
Panasonic(パナソニック)      PRINCETON(プリンストンテクノロジー)
R
Ricoh(リコー)
S
SAMSUNG(サムスン電子ジャパン)      SANYO(三洋電機)      SHARP(シャープ)
SONY(ソニー)      SOTEC(ソーテック)
T
THIRDWAVE(サードウエーブデジノス)      TOSHIBA(東芝)
TOTOKU(東京特殊電線)      TSUKUMO(ツクモ(Project White))     
U
UNITCOM(ユニットコム)
V
Victor(JVCケンウッド(日本ビクター))
W
Wacom(ワコム)
自作
自作PC(自作パソコン)